■主な用途

　釣り具メーカーの鮎釣りインストラクターとして、シーズン中に鮎釣りの基地に使用しています。

■ハイエースへのこだわり

　仕事で多くの釣り具や機材、商品を持ち運ばなければならず、全国の渓流を巡る釣行中は、車中泊生活となります。そのため、機能的な積載性と快適な居住性を両立してくれるクルマを求めて4年ほど検討。最終的に出会ったのが、ビルダーのレクビィが製作したこのポシェットです。
　車内は、セカンド＆サードシートのダイニング部分を展開してフロアベッドを構成、リヤはキッチン台の上に2段ベッドも設置できる作りです。釣行中は基本的に私1人なので、2段ベッドはそのままの状態にして、釣り道具の収納スペースとして活用しています。
　車外で使えるシャワーもあり、釣り具を洗うのに活躍しています。汚れ物やゴミなどをしまえる車外床下収納トレーなども気に入っています。

■ハイエースにまつわるエピソード

　鮎釣りシーズン中は自宅にいる以上に車中で過ごしていますね。断熱性もよく、車中泊時はスライドドアとフロントウインドー部に取り付けた網戸を使えばエアコン不要で快適に寝ることができます。さらにルーフベンチレーター（※）が車内の換気に効いています。
　鮎のシーズンが終わったら旅ですね。釣りの後、温泉によく行くようになりました。このクルマで、夫婦で北海道を旅するのが楽しみですね。

■クルマとしての魅力、性能について

　街乗りでも取り回しやすいナローボディは、妻も「小回りがきいて運転しやすい」と言っています。一方、ハイルーフなので荷室高があり、収納面と快適な空間作りに、とても適しています。

※ 車内のルーフ部を開口して取り付ける、12V仕様の換気扇。吸気、排気の切り替え、風力の調節が可能