前のページへ ハイエースファンロゴ 次ページへ
04キャンパー
外観

ベッド

ルーフのエアコン


シンク&冷蔵庫
肘掛け


HIACEfanGPトップへ

■主な用途

 ペットを連れての家族みんなでの旅行はもちろん、妻が通勤や買い物の足として使用しています。

■ハイエースへのこだわり

 長時間、車内で過ごすことを考慮し、室内をできるだけ広く感じられるようにビルダーに製作してもらいました。ルーフを架装したことにより、車内で立って楽に移動できる高さを確保。このルーフを利用したバンクベッドは寝具類の収納場所としても重宝しています。広々とした室内空間を得るため、装備は本当に必要なものだけとし、家具も背の高いものはいっさい作りませんでした。
 テレビはキャンピングカーにふさわしいサイズが欲しかったので、運転席と助手席の間に16インチのものをセット。見ないときは折りたたんで格納、天板は肘掛けを兼ねています。その下にはメガネ、リモコンなどを収納できるように引き出しを付けました。
 いざというときには大量の荷物を積めるように、シートやベッド類はすべて折りたためたり、取り外せたりするようにしてあります。後部はほぼ全面が荷室として使えるので心強いです。

■ハイエースにまつわるエピソード

 旅行の際はペットが同行するのですが、旅先の施設によってはペット入室禁止のところもあるので、車内で留守番してもらわなければならないこともあります。そんなとき活躍するのが家庭用のエアコンです。電源は大容量のサブバッテリーと発電機でまかないます。その他、FFヒーター(※)、冷蔵庫、電子レンジなどの装備により、季節を問わず快適に過ごすことができます。
 以前、初日の出を拝みに行ったときのことです。ちょうど紅白歌合戦が始まる時間に現地に到着、さっそくテレビをつけました。同時にFFヒーター全開、照明は30W×2灯、冷蔵庫はつけっぱなし。それらすべてをサブバッテリーで稼働していましたが、紅白終了前にバッテリー切れ。結局、発電機のお世話になることに……。省エネのLED照明が欲しい今日この頃です。

■クルマとしての魅力、性能について

 「スーパーロングで4WD」という購入条件から、特装車がベースとなりました。エンジンは2700ccのガソリン仕様ですので、街中はもちろん、高速での加速も申し分ありません。
 取り回しに関しては、スーパーロングなのでホイールベースが長いため内輪差は大きくなります。しかし、前輪の舵角が大きくとれるので小回りは意外と得意で、回転半径はふだん乗っている三菱デリカ・スペースギアよりも小さく感じるくらいです。ワイドボディも気にならず、見た目やスペックからの想像は、いい意味で裏切られます。むしろ、運転する際に大きさを忘れてしまいがちなことのほうが恐いくらいです。ふだんは妻がこのハイエースを使用しているのですが、私が乗っているデリカ・スペースギアと交換して使うときには、たいてい嫌がられます。
 ルーフが高いため横風などの影響が気になりましたが、実際に乗ってみるととくに不安を感じることはなく、一般のミニバンと同程度といった印象です。

※ 燃焼時の吸気と排気が車外で行われ、車内の空気をクリーンに保ちながら暖めてくれるヒーター

Copyright2012-2013©YAESU Publishing co.ltd. All rights reserved.