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04キャンパー
キャンプ場でスクリーンテントと連結しているハイエース

リヤハッチからみた車内。荷室が大きい

妻手作りのシートカバーで覆われたセカンドシート


シートをフラットにした状態でテーブルを使いお座敷仕様にできる
リヤ2段ベッドでは子供たち3人が寝られる


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■主な用途

 買い物など日常の足として、またオートキャンプなどのアウトドアレジャー、3泊程度のクルマ旅など、これ1台ですべてカバーしています。

■ハイエースへのこだわり

 納車されて日が浅いうえに電装系の知識も乏しいため、大がかりなDIYはしていませんが、車中泊をより快適にすべく、モスキートネットや網戸、12Vの小型扇風機を装着。さらに、着替えや寝具の整理用として上段ベッドの足もと上に簡易棚を、テーブルにはお座敷モード用の脚を取り付けました。
 私以上にこのクルマを気に入っている妻が内装をコーディネートしようと、セカンドシートと簡易シートに、お手製のオリジナルカバーをかけています。
 今現在の課題は「いかに車内の小物を整理するか」です。これからこのクルマを使っていく過程で気づいた点をその都度改良しながら、少しずつわが家好みのクルマに仕上げていきたいと思っています。

■ハイエースにまつわるエピソード

 最初にこのハイエースベースのVR470の実車を見てから実に3年越しの夢が叶い、晴れてオーナーになった今、感無量の思いです。一度は予算の問題であきらめかけたものの、「今が子供たちと存分に過ごせる最後のチャンス、買うなら今しかない」と思っていました。
 そんなとき、偶然知ったAtoZ鈴鹿店で展示車販売を行っていました。展示車の値引きとエコカー補助金が“強烈な後押し”となって、今年(2012年)6月中旬に契約、7月下旬に無事納車となりました。
 納車の約1週間後には長野・岐阜方面へ家族で3泊3日!?の旅へ。夜に出発してSAで仮眠し、目的地へ朝一番乗りできる点が最高に便利ですね。このパターンはETCの深夜割引も利用できて、お財布にも優しいです。

■クルマとしての魅力、性能について

 このクルマの魅力は、コンパクトなボディサイズにもかかわらず、「寝る・積む」を高次元でバランスよく満たしているところです。上段・下段合わせて5人が寝られる状態で、後部ラゲッジスペースとセカンドシート下のスペースに相当な量のキャンプ用品を載せることができます。そんなスペースを持つボディサイズでありながら、狭い山道や住宅街の路地もスイスイ進めて、高さ制限のある立体駐車場でもほとんど困ることがありません。また、4ナンバーのため維持費も手ごろで、言うことなしです。
 このクルマの前に乗っていたミニバンと比べると、ベースが商用車だけに運転フィーリングや乗り心地の点では正直分が悪いものの、そのあたりは想定の範囲内(そもそも車高が高いほど横揺れは増すし、商用車ベースなのでサスのゴツゴツ感やギャップを越えるときの突き上げ感はやむなし)。そんなことよりも、居住性や積載性で大きなアドバンテージをもたらしてくれるこのクルマは、実に頼もしい相棒です。

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