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01サーファー

■主な用途

 長期放浪旅行、百名山登山などへ年5回程度出かけています。

■ハイエースへのこだわり

 以前は、コースター(※1)ベースのキャンピングカーに乗っていました。北海道などのオートキャンプ場での長期滞在にはぴったりのクルマでしたが、百名山の登山口までのアクセスや、旅の途中で見つけたラーメン屋などにふらっと立寄るにはボディサイズが大きすぎるので、昨年(2011年)ハイエースに買い換えました。
 外観がキャンピングカーに見えるのはあまり好きではなかったので、シンクやベッドを備えた3ナンバーワゴン車ベースを選択、サイドオーニングも取り付けていません。ルーフベント(※2)や衛星・地デジアンテナを装着していますが、ルーフキャリヤでそれらを目立たないようにしています。また、外から室内が見えにくいように車内をコンパートメント化、同時に温調効果もアップさせました。

■ハイエースにまつわるエピソード

 長期の旅をしていると地デジも入らない人里離れたキャンプ場に泊まることもありますが、そんなときは衛星放送を見ています。
 あるとき、キャンプ場で衛星放送を見ようとしたところ自動追尾のBSアンテナが作動不調に。そこで、衛星放送をあきらめてオーディオ一体型のカーナビでラジオを聞こうとしたのですが、カーナビはエンジンキーを差してACCの位置まで回さないと起動しません。しかし、トヨタのフェイルセーフ思想により、キーが挿入されている場合はキーレスによるドアロックができないことがそのときわかりました。キャンプ場でもドアロックしないで夜間駐車しているのはセキュリティの面で気がかりです……。この車載ナビについては、主電源スイッチがないため運転中は使用していないときもナビ機能(オーディオ含む)が作動しており、日頃からむだだなと感じていました。
 そこで、カーナビ電源系統に3点スイッチを取り付け、ACC(メインバッテリーからの電源供給)の他にサブバッテリーからも電源を取れるようにしました。これでキーを挿入していなくてもカーナビは作動します。メインのバッテリー残量を心配することなく、駐車中のルート設定、CDのナビHDへの転送などが気軽にできます。みなさんの参考になれば幸いです。

■クルマとしての魅力、性能について

 コースターからハイエース乗り換えた理由は先述の通りですが、ワゴンを選んだもう1つの理由は車高です。バン・ハイルーフ仕様の室内の広さは魅力ですが、ハイルーフだと屋根にルーフベントや地デジ・衛星アンテナを載せると結局マイクロバス並みの高さになってしまい、街中の駐車場などでは高さ制限にひっかかることもあります。せっかくコースターからダウンサイズしたのに、それでは意味がないのでワイドミドルルーフ(ワゴン)を選びました。
 パワーには満足していますが、若干サスペンションが固く感じられる点、運転&助手席の着座位置が高いためドアを広く開けないと乗り降りしにくい点、そして4WDなので2WDに比べて燃費がよくないせいもありますが、70リットルのガソリンタンク容量だと航続距離が500km程度なのが残念です。

※1 トヨタのマイクロバス
※2 車内のルーフ部を開口して取り付ける換気扇。吸気、排気の切り替え、風力の調節が可能


田沢湖オートキャンプ場にてキャンプをしている様子

運転席・助手席スペースとリアスペースの仕切り

サブバッテリーから電源が取れるナビ電源系統3点スイッチ


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